
大阪中之島美術館がクリエイティブユニットgrafによるグラフようちえんと実施する「ナッカキッズ コミュニケーションプログラム」。
今回は、音楽家・蓮沼執太さんをゲスト講師に迎え、声や楽器、身のまわりの「音の出るもの」を使いながら、自分を応援する“テーマソング”づくりに挑戦します。感じたままのリズムや音の響きを重ねて、約30秒のオリジナル曲をつくります。譜面が読めなくても楽器に触れたことがなくても、それぞれのペースで音の世界へ踏み出せる、自由な創作の時間です。完成した曲は、その日の体験にとどまらず、これからも自分のそばで鳴り続ける自分の応援ソングとして、後日音源をお渡しします。
グラフようちえんについて
大阪のクリエイティブユニットgrafが行う、ものづくりの視点からこどもたちのこころを育むラーニングプログラムです。自分で考えたり、表現したりする体験を通して、こどもたちのこのような豊かなこころを育む機会をつくることを目指し、プログラム開発を行っています。
開催概要
ナッカキッズ コミュニケーションプログラム session 10 「自分のうた」
日時|2026年1月25日(日)
午前の回 10:30 – 12:30(120分)(受付開始 10:15)
午後の回 14:00 – 16:00(120分)(受付開始 13:45)
会場|大阪中之島美術館 1階ホール
対象|午前の回 5,6歳
午後の回 6〜12歳
※6歳は午前・午後どちらも参加可
定員|各回15名
参加費|無料
ゲスト講師|蓮沼 執太(音楽家、アーティスト)
主催 |大阪中之島美術館
企画・運営|グラフようちえん
申し込み方法|要事前申込・抽選
詳細はwebサイトをご確認ください。
*お申込みは2026年1月13日(火)まで受け付けます。定員を超える申し込みがあった場合には、抽選となります。抽選結果は、2026年1月16日(金)までにメールにてご連絡いたします。
*当日は楽器などをご用意していますが、使ってみたい楽器や、音を鳴らしてみたいもの(道具や日用品などでも大丈夫です)があれば、ぜひお持ちください。また、ペットボトルや水筒など、蓋のできるものに入れたお茶やお水もご持参ください。
*午前と午後のプログラム内容は同じですが、対象年齢に合わせて進め方を変えて実施いたします。
*冒頭の講師からの説明の後、こどもが自由に自らの感性のままに表現ができるよう、保護者の方の見学はご遠慮いただきます。ご理解の上お申し込みください。
*ご参加にあたりましては、当日の撮影等の注意事項がございます。申込フォーム記載事項をご確認ください。
*やむを得ずキャンセルされる場合は、 メールにてできるだけ早くご連絡ください。
蓮沼執太さんからのコメント

蓮沼 執太|Shuta Hasunuma(音楽家、アーティスト)
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。
最新アルバムに『unpeople』(2023)。東京2020パラリンピック開会式にてパラ楽団を率いてパラリンピック讃歌編曲、楽曲「いきる」を作詞、作曲、指揮を担当。近年のコンサート・パフォーマンスに「unpeople 初演」(草月プラザ石庭『天国』/ 2024)、「ミュージック・トゥデイ」(オペラシティ・コンサートホール・タケミツメモリアル / 2023)など。
主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。また、近年のプロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク/ 2019)、「FACES」(SCAI PIRAMIDE、東京 / 2021)、など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
web: https://linktr.ee/shutahasunuma
Instagram: https://www.instagram.com/shuta_hasunuma/
photo by Nathalie Cantacuzino