グラフようちえんとエスパス ルイ・ヴィトン大阪のコラボレーションによる子ども向けコミュニケーションプログラム「Wonder! Espace Louis Vuitton Osaka(ワンダーエスパス)」のVol.3を開催しました。
前回に続き、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催中の、草間彌生「INFINITY – SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展にあわせたワークショップを実施。ゲスト講師には、音楽人類学者・DJの矢野原佑史を迎え、会場内に展示されている作品のモチーフやリズムを手がかりに、音のイメージへと変換していくセッションを行いました。
1日目のセッションでは赤ちゃんを対象に、音の鳴るパーカッションを脚につけながら、手拍子、足踏み、声を重ねる音遊びを展開。音の揺らぎやリズムに身をゆだね、それぞれのペースで無限の世界と向き合いました。2日目は、たんぽぽの家、ビッグ・アイとの共同企画として、障がいのある人もない人も一緒に楽しめるプログラムを実施しました。あいさつから始まった音のやりとりは、重なり合うリズムや太鼓の音、さらに森の民Bakaの音が加わることで、会場全体に一体感を生み出していきます。
作品の世界と呼応しながら、音を通してコミュニケーションを楽しむ時間となりました。
Wonder! Espace Louis Vuitton Osaka vol. 3「無限を奏でる」
開催日時|
2025年12月5日(金)10:00−10:40
2025年12月5日(金)11:00−11:40
2025年12月6日(土)10:00−11:00
共催 |エスパス ルイ・ヴィトン大阪、graf
会場 |エスパス ルイ・ヴィトン大阪(大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F)
写真撮影 |木村華子
映像撮影 |藤本達也
グラフィックデザイン |elements
企画 |寺田愛、米山菜乃花(graf)
エスパス ルイ・ヴィトン大阪
ルイ・ヴィトンの運営するアートスペース。パリにある芸術機関 フォンダシオン ルイ・ヴィトンの「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として、同館の現代アートを中心とした所蔵作品を紹介している。2015年のエスパス ルイ・ヴィトン東京における同プログラム始動に続けて、2021年、ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5Fにオープン。
グラフようちえん
「グラフようちえん」はものづくりの視点から、こどもたちのこころを育むラーニングプログラムです。美術館などの日常とは異なる環境で、アーティストやクリエイターたちと共にものづくりやアートに触れ、こどもたちの感性や知性を伸ばすきっかけをつくります。
自分で考えたり、表現したりする体験を通して、こどもたちのこのような豊かなこころを育む機会をつくることを目指し、プログラム開発を行っていきます。




























