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きづくことからはじまるものづくり

ショップにて新たに始まった「PERSONAL」では、各回、デザイナーやクリエイターをご紹介しながらプロダクトやワークショップなどからつくり手の観点を直に感じることができる場の提案をしていきます。第一回目にご登場いただいているデザイナーは、吉行良平さん、大植亜希子さん、戸田祐希利さん、五十嵐勝成さん・麻美さんの四組。皆さんに共通している「“気付くこと”から始まるものづくり」をテーマにして今回特別に製作いただいたプロダクトをご紹介します。

吉行さんと五十嵐さんが製作したもののキーワードは「“grafの日常”からの発見」。家具を作っている私たちにとって、ありふれた存在だった、家具を製作する際に出てくる木の端切れ。これまでは店頭に置いて、ご来店された方たちに自由にお持ち帰りいただいていましたが、お二人はその「木っ端」を使ってスタンプをモチーフにしたプロダクトを製作。吉行さんは、持ち手を削り出しデザインしたオブジェのようなものを。五十嵐さんは、彼らのオリジナル商品である”STRIPE ON STRIPE”というアクセサリーのストライプ柄を木っ端のスタンプに置き換え、パターンを厳選したの3つの木目を3サイズで展開。それぞれ、木が持っていたある要素がちょっとしたことで何か別の要素に置き換えられたことで、これまで当然と思っていた木の年輪にさまざまな表情や感覚が与えられ、とても愛着が湧くものに生まれ変わりました。

吉行さんの作品

(¥1,890~¥7,140)

五十嵐さんの作品

(S ¥672、M ¥735、L ¥840)

大植さんと戸田さんは「“何気ない日常”からの発見」をキーワードに、輪ゴムをモチーフにしたカラフルなブローチとピアス、そして糸屑のかたまりをモチーフにしたゴールドとシルバーのアクセサリーを製作。ある観点から見たときのものの輝きを、素敵に表現されています。

大植さんの作品

(¥2,625~¥3,675)

戸田さんの作品

(¥3,150~¥5,250)

身の回りのものごとが、突然輝き出すようなたのしいヒントに溢れたこれらの作品から、あなたの日常にあるパーソナルな歓びを見つけてください。会期は7月15日(月祝)まで。皆さまのご来店をお待ちしています。